おはようございます、走るブロガ―のふじブロです!
今回ご紹介したい映画は、韓国映画、国際市場で逢いましょうです。タイトルだけ見ると商売の話かなって思いますよね。
しかし、ちがいますよ^^。この映画は、男の責任の話ですよ^^。この映画を見ると、父親の苦労が痛いほどわかりますよ!!
以下、感想と印象に残ったシーンを書いていきます。
あらすじ
朝鮮戦争中の1950年、興南(現在の北朝鮮・咸鏡南道咸興市)から脱出しようとしていたドクスとその一家は、戦乱の最中で父と末妹と離れ離れになるが、長男であるドクスは父から「お前が家長になるんだ。家長はどんな時でも家族が優先だ」と家族を任される。釜山へと渡ったドクスら一家は、国際市場にある叔母の店で働くようになる。
Wikipediaより引用
やがて青年になり家計を支えるようになったドクス(ファン・ジョンミン)だったが、弟の大学進学資金を稼ぐために旧友のダルグ(オ・ダルス)と共に炭鉱作業員として西ドイツに出稼ぎに出る。家族のために懸命に働くドクス。しかし、その先には数々の試練が待ち受けていた。
感想
面白いです!!
韓国は家長(父親)が家の舵取り役なんですね。昔の日本もそうですよね。今の日本もそういう家庭も多いと思います。
家長は一家の大黒柱です。家族のために、自分を犠牲にしています。この映画を見ると父親の苦労や、ありがたさ、偉大さが分かります。
これから、結婚を控えている人は、是非見てほしい!!この映画を見ると、マリッジブルーになりますよ!男は!!
それぐらい家庭を持つというのは大変なことなんです!!
理想だけで結婚してはいけません。結婚すると、仕事して、休みの日は家族サービス・・・
父親は何故か子供からも嫌われます。
悪いことは言いません。この映画を見てから、結婚を考えてください!!
【ネタバレ】印象に残ったシーンと感想
1950年の話です。朝鮮戦争が起きています。その中、主人公ドグスは妹を背負って逃げ、船に乗ろうとしてました。
ところが、妹は主人公ドグスの背中から落ちる。それを助けに行こうとした父親は、船から降りる。
しかし、それと同時に船が出発する。主人公ドグスは父に言われる。
「お前が家長だ」と。
そして、ドグスは、父と妹と離れ離れになる。
(戦争って本当に悲惨ですね。家族と離れ離れになるってつらいですよね。戦争映画って、戦争の悲惨さを伝えることもできるから、子供にも見てほしいですね。)
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1951年の話です。朝鮮戦争が休戦になりました。主人公ドグスふるさとは北朝鮮です。戦争が終わったから、ドグスは故郷に帰れると思ってました。
しかし、ドグスは故郷に帰れませんでした。当時、韓国では、北朝鮮の人をアカ(共産党)と言って差別してました。
ドグスも、学校でアカと言われ、差別されました。
(日本人が在日韓国人を差別するようなもんですね。韓国でもこういう出身での差別があったんですね。国が違っても、人間のやることは似ていますね)
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その後、ドグスの弟はソウル大に合格する。ドグスは、弟の学費のため、また、家族のためにドイツで炭鉱で働くことを決める。
なお、ドグス自身も勉強していましたが、ドイツに行くために、自分の勉強を犠牲にしました。
(凄いですよ!!家族のために外国で働くとか!!日本でも技能実習生が大勢います。彼らは、家族を養うために日本に来ています。本当に立派です。私も、しっかりせねば、彼らに追い抜かれそうです!)
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ドグスは、ドイツの炭鉱で働く。とてもキツい仕事です。真っ黒になって働いてます。
ある休日、ドグスは美人看護師と出会います。その、看護師といい関係になります。
(炭鉱労働って本当に大変そうですよ!!そんな中、ドグスに恋人が出来た。人生辛いことの後にはいいことが起きるもんですね!!)
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ドグスは炭鉱労働のとき、爆発事故に巻き込まれる。しかし、仲間に救助される。
(仲間はいいですね!私は、職場で信頼できる仲間が数名しかいないです。いざという時助けてくれるのかなって思います^^。)
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1966年の話です。ドグスは帰国します。そして、ドイツで知り合った看護師と結婚します。
(家族のために身を犠牲にして働いているドグスが、唯一幸せだと感じた瞬間でした。この瞬間が、ドグスにとって人生で一番の幸せだったのかなと思うぐらい、ドグスの人生は大変です。)
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その後、ドグスは大学に受かる。しかし、妹の結婚式の費用と、叔母の店を守るため、大学を諦める。そして、ベトナム戦争中のベトナムに行く。
(ドグスは、ドイツに行く前も勉強してました。そして、やっと大学に受かって自分の夢である船長になれるチャンスを手にしたんです。
しかし、家族のため、ドグスは自分の夢を犠牲にしなければなりません。結婚前のあなた!!これに耐えることはできますか?)
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ベトナムから帰国したドグス。無事に妹の結婚式と、叔母の店を守る。
なお、ドグスはこの店を、老人になっても守っています。立ち退き命令が来ても守っています。異様に店に執着しています。
これには理由があります。ドグスは父と別れる際、父にこう言われます。
「叔母の店で逢おう」と。
ドグスは、店を守ると、父親に逢えると信じているのでしょう。
(悲しですよね、そして、自分の信じる物を守るのは凄く大変ですね。ここはうまく言葉に出来ません。この映画をみてほしいです。)
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ドグスは、父と妹を探すためテレビに出る。父親は見つかりません。
しかし、妹を見つけました!なんと妹は、ドグスと別れた後、アメリカ兵に拾われ、アメリカで生活していました。当然、韓国語を話せないし、韓国の名前も覚えていません。
そこで、ドグスは妹の特徴である耳の裏のほくろと、別れた当時、妹の着ていた服装を言います。それで、妹とわかったのです。
ドグスは泣きながら妹に謝ります。
「手を放して悪かった」と。
(このシーンはこの映画で一番泣ける所です。すいません、言葉にできません・・・このシーンを見て何も感じない人は、一度精密検査を受け取方がいいですよってレベルです^^。)
ドグスは老人になり、たくさんの孫に囲まれます。しかし、孫はドグスにあまりいい態度をしめしません。しかも、ドグスの子供はドグスに冷たいです。このシーンがこの映画の冒頭からちらほら流れます。
そして、ドグスは一人になります。そこで、泣きこういいます。
「つらかった」と。
(悲しいですよ!家族のために尽くしていたのに、こういう扱いされるのは!!やりたくもない仕事をして、休みの日は家族サービス。しんどいだけですよ!!結婚は!!!と感じる人もいるのでは?)
最後に
家族を守る男の責任はとても重いです!男は頑張って働くから家にいる時間が少ないのです。
そして、結果的に子供と過ごす時間が少なくなります(´;ω;`)ウッ…
だから、子供に嫌われるんですね(´;ω;`)ウゥゥ
もう見てて胸が痛くなりますよ!!!そんな気持ちにさせてくれる珍しい映画ですね!!
結婚はよく考えて!!!!
ではまた!
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