おはようございます、ふじブロです。
今回ご紹介したいのは、中島らも先生のガダラの豚です。
「暇なとき何をしたらいいかわからない・・・」
「休日で暇なときスマホいじって終わってしまう・・・」
暇なときなにをしたらいいか分からない人、集合!!
せっかくの休み、友達や恋人とも予定が逢わない、コロナで出歩けない、家でゴロゴロしてしまう・・・もったいない・・・
ですので、今回個人的にドハマりした最高の娯楽小説ガラダの豚を紹介します!
あらすじ
1巻
まずは、1巻だ!
アフリカの呪術医研究の第一人者、大生部多一郎は、テレビの人気タレント教授。超能力ブームで彼の著者「呪術パワーで殺す!」はベストセラーになった。
しかし、妻の逸美は8年前の娘・志織のアフリカでの気球事故での死以来、神経を病んでいた。そして奇跡が売り物の新興宗教にのめりこんでしまった。
逸美の奪還をすべく、大生部は奇術師ミラクルと組んで動き出す。
amazon.comより引用
奇術師が、新興宗教のイカサマを暴く話です!!
2巻
次は、2巻!!
アフリカに渡った大宇部家族。
なんと今回のミッションはアフリカの呪術師のもとを訪れると言う内容!
大宇部家族、マジシャン清川、テレビ局員道満、通訳のムアンギ彼らが紆余曲折してアフリカ最強の呪術師バキリと戦う。
なんと、バキリの呪術の源は・・・
衝撃の結末が待っている!!
ガラダの豚シリーズ最高傑作の2巻です!
これを読めばケニアの事、好きになれますよ!
3巻
最後は3巻!
通訳やテレビクルーたち6人もの犠牲者を出しながらも大生部はキジーツになっていた娘を取り戻した。
バキリは取り戻しに、ひそかに東京に潜入しているという。番組関係者に次々と奇怪な事件が起こり、死者まで出る。
元テレビプロデューサーの馬飼は、大生部一家とバキリが対決する生番組を企画する。光と影が交差し、呪いと祈りが入り混じり、テレビ局の迷路のような廊下で激しい戦いが繰り広げられる。
amazon.comより引用
なんと、アフリカから呪術師バキリが東京にこんにちわしてくる内容です!!
感想
90点!!面白い!!
走ることと映画にしか興味が無い私も、夢中になって読めた本!!
海外旅行や、アフリカや、呪術や、手品、オカルト好きにはたまらん話です!!
スプーン曲げを見て、曲がったからどうした?と思う冷静な人も思わず引き込まれると思います!
TRICKや冒険好きな人は必ずハマる。
こんな本を書ける中島らもの凄さが身に染みる!!
5チャンネルでも伝説の小説扱いされてますね、それぐらい面白いんです!!
【ネタバレ】印象に残ったシーンと感想
1巻です。
主人公の大宇部は呪術学者。その妻が新興宗教にはまる。新興宗教の特徴は
- 長時間の拘束(5泊6日の合宿)
- 合宿中は携帯禁止
- 高額な代金
- 悪口を言いあう
- 自分の悪いところをカミングアウト
- 短い睡眠時間
- 教祖様が空を飛ぶ
- 教祖様と一夜を共にする
とまさにブラック企業!
大宇部の妻は、教祖様が本物の超能力者と信じてしまう。
大宇部と、ミラクルが教祖様のイカサマ(空中浮遊装置)を発見し、無事に妻を取り戻す!
1巻おわり
(新興宗教の怖さが分かりますね!オウムの浅原も空中浮遊してたんですよね・・・)
↓
2巻です。
大宇部らは、テレビ局から支援を受けアフリカに行くことになる。
そこで、通訳の関西弁ペラペラのムアンギと共に行動する。
そして、ナイロビからキスムの奥のクミナタトゥという呪術師しかいない村に調査に行く。
道中、様々なピンチが起きるがムアンギのおかげで乗り越える。
クミナタトゥに到着する。そこにはなんと高い木の上に牛の死体が刺さっていた。
村民はバキリの呪術の力でこうなったと信じている。
しかし、これはバキリがヘリコプターを使ってしたものだったwww
しかも、バキリが大宇部らの行動を予想できたのは、ムアンギがチクってたから。
そして、大宇部は自分の娘がバキリにとらわれていることを知り助け出す。
そして、東京に逃げ帰る。
2巻おわり
(この2巻が超名作です!!まさかアフリカの田舎の村でヘリコプターや無線とか出てくると思わないですもんね)
↓
3巻です!
無事に日本に逃げ帰ったと思った大宇部達。
なんとバキリが東京にこんにちわしてきた!!
バキリは、テレビ局の人を操りビデオに「殺」という文字を埋め込む。それがテレビで放映される。一気に殺し合いが起きる。
なんとか逃れた大宇部。バキリを退治する。
おしまい
(1,2巻がすごすぎて、3巻は少ししぼんでしまいました・・・)
象を冷蔵庫に入れる3条件
2巻で登場するムアンギが教えてくれたことです!
皆さん分かりますか?
いいですか?
いきますよ・・・
- ドアを開ける
- 象を入れる
- ドアを閉める
です!!
キリンを冷蔵庫に入れる4条件
これわかりますか?
難しいですね?
いきますね・・・
- ドアを開ける
- 中の象を出す
- キリンを入れる
- ドアを閉める
ムアンギが教えてくれました!
最後に
控えめに言って伝説になるであろう小説です!
これだけ面白いのはなかなか見つかりません!!
暇なとき、読んだ方がいいですね!!
ではまた!!
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