おはようございます。走るブロガ―のふじブロです。
今回見た映画は、韓国の映画マラソンです。マラソンの映画があるって皆さん知ってました?知らないですよね?
マラソン映画って聞くと、スポ根前回の映画かなー、暑苦しいなーっていうイメージを持ってました!!
しかし、違ったwww。
あらすじ
韓国での実話を基に、自閉症の青年が「走ることが得意」という才能を開花させ、やがて一大マラソン大会に挑む姿を描く。主人公の母親の苦悩や、最初はやる気のなかったコーチの男性の変化も描かれている。
Wikipediaより引用
感想
この映画は、自閉症の子供がマラソンを走るって内容です。マラソン大会に出るって、メチャクチャ練習しないといけないんです。
生身の人間が、42.195キロも走るには、本当に練習あるのみなんです。そして、主人公のチョ・ウォンは自閉症。しっかり練習できるのかなって思って見ていました。
そして、母親の妨害で練習を途中でやめることになっても、マラソン大会に強行出場した主人公のチョ・ウォンの意志の強さに感動しました。ゴールした時は、見ていた私が泣きそうになりました。
この映画をみて、自閉症の子供を持つ家族の苦しみがわかりました。それと同時に、自閉症の子供を持つことが、親にとっての生きがいにもなることわかりました。障害とは何か。考えさせられました。この問題は、日本、韓国だけでなく、人類の問題であることと思わされました
【ネタバレ】あらすじと心に残ったシーン
幼少期の話から始まります。主人公のチョ・ウォンは、話しませんでした。病院で診察を受けている時もキョロキョロよそ見ばかりしていました。
(このシーンを見ると、おや、少し変わった子供だなと思います。もしかして、心の病気かな。子供の病気の映画は見るのが辛いなと思ってました)
そして、主人公のチョ・ウォンの母親に医師はこう告げます。自閉症です。意思疎通するのは無理であると。
(わが子と、意思疎通できないって。そんな、残酷なことがある?私はそう思いました。その後のことを考えると不安しかありません)
その後、主人公のチョ・ウォンの母親は、主人公のチョ・ウォンに物事を教えていきます。水を触らせて、これは水だよとか。木を触らせて、これは木だよとか。
(母親の子供に対する愛情は、凄いとしか言えないですね!このわが子に対する愛情は世界共通なんですね)
その後、主人公のチョ・ウォンは成長します。ある日、10キロマラソン大会に出場し、3位になるんです。
(10キロマラソンは、距離がフルマラソンに比べて短いから、スピードレースになりやすいんですね。そこで、そこで3位になるって本当にすごいんです。才能あったのか?)
なんとある日、主人公のチョ・ウォンはゼブラ柄バックをよく見たいがため、女性の後をつける。それで、カバンを手に取ろうとすると、女性にひったくりと間違えられた主人公のチョ・ウォン。警察のお世話になった主人公のチョ・ウォン。被害者女性は、母親に「精神病院に入れろ」との暴言を吐く。
(本当にひどいですね。自閉症って様々な人から誤解される病気なんですね。主人公のチョ・ウォンは単にシマウマが好きだから、それで、ゼブラ柄のバックをシマウマと思った。だから、実際触ってみたかった。ただそれだけなのに・・・)
その後、主人公のチョ・ウォンは、ボストンマラソンで優勝したコーチに出会います。ただこのコーチ当初はやる気0。母親練習メニューをただ忠実に主人公のチョ・ウォンにやれと言うだけ。しかも、母親の練習メニューは夏場なのにメチャクチャ距離を走らせるというもの。主人公のチョ・ウォンは足つります。コーチは母親に、子供を殺す気かと問い詰める。
(まともなことを言うコーチなんだなと思った。夏場の練習は本当にきついですからね。)
ただ、主人公のチョ・ウォンの母親の願いはただ一つでした。子供が私より1日早く死ぬこと。これが、母親の願いでした。
(障害を持つ子供の親の気持ちなんですね。リアリティーがありますよね。自分が死んだ後、子供はどうなるのか、ずっとこれを考えていかなきゃいけないんですね。考えさせられます)
マラソン練習の後初めて主人公のチョ・ウォンは、コーチに水を渡します。主人公のチョ・ウォンは、母親の教えから人にものを上げない、人から物をもらわないと教えられています。これは、子供が誘拐されないための教えです。
(主人公のチョ・ウォンは、だんだんとコーチを信頼していったんですね。スポーツを通じて人と人が心を通わせる。美しいですよね。これを見たとき、私は、走りたくて走りたくて仕方がなかったです)
母親とコーチが喧嘩します。コーチが母親に親が子供に依存していると言います。
(親の愛情と、過保護の違いって難しいですね。子育ては、本当に難しい。そして、すごくやりがいのあることなんだな、と思いました)
そして、初めてマラソン大会にでます。しかし、ペース配分を考えずに走ったため、ゴール出来なかった。
(あるある。マラソン大会ってお祭りなんですね。テンション上がってスピードを上げてしまいます。)
ある日、主人公のチョ・ウォンの弟が補導されます。他人の車のミラーを壊したからです。弟は、兄である主人公のチョ・ウォンに対する不満が爆発して、上記の行動をしました。
(自閉症の子供を持つ家族の苦しさというのが伝わってきたシーンです。この問題は、家族の問題としてではなく、社会全体の問題なのでは?と考えさせられました。)
その後、主人公のチョ・ウォンは、駅でゼブラ柄のスカートを履いた女の人をシマウマと思い触ろうとします。しかし、その女性に彼氏に殴られます。そして、主人公のチョ・ウォンは叫ぶ。「うちの子には障害があります」と。
(自分ではなかなか言えないですよね。自分に障害があることを。しかも、大勢の他人の前で。勇気のある行動だと思います。)
主人公のチョ・ウォンは、覚えていた。過去に母親がしたことを。母親は、動物園でわざと子供の手を離したのです。だから、迷子になったんだと。
(母親は育児のストレスが溜まって上記の行動をしたのでしょうね。しかし、それを覚えていた子供。自閉所の子供の子育ての大変さというのがすごく伝わってくるシーンです。)
母親は、倒れて入院します。そして、母親は主人公のチョ・ウォンに対して、マラソンをさせないと言い出します。母親は、無理やり子供にマラソンをさせてきたと思ったからです。
(親は、子供にいろいろ習い事をさせます。これって親の自己満足ではないのかな?って思われてる人も居るでしょう。私も、そうです。でも、子供がやりたいことってあまり合理性がないものが多いじゃないですか。だから、つい役に立つ習い事をさせたくなるのでしょうね。)
しかし、主人公のチョ・ウォンは、勝手にマラソン大会に参加するのです。母親は、マラソン大会の会場まで行き主人公のチョ・ウォンを説得する。しかし、主人公のチョ・ウォンは母親の説得を受け入れず、マラソンに参加する。
(ここは、泣けた!!マラソンに対する情熱が伝わってきます。)
そして、サブ3達成!サブ3(サブスリー)とは、フルマラソンを3時間以内で完走したことをいいます。すなわち、フルマラソンを2時間台で走ることです。
(サブ3は、かなり、努力しないと達成できません。私も、無理でした。本当に、マラソンに真摯に向き合わないと出ないタイムです。かなり、泣けます。)
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