おはようございます、ふじブロです。
今回ご紹介したいのは、小説の氷点です。三浦綾子先生の作品です!
「小説って堅苦しいからちょっと・・・」
「読書は苦手・・・」
読書が苦手な人、集合!!
私も、読書は苦手でした!!
読書が苦手なのは、話のt大筋をあらかじめわかっていないからなんです。登場人物と話の構成がわかると案外読書って楽しいですよ!
以下、氷点をレビューしていきます!!
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あらすじ
「氷点」は、1964年から1965年にかけて朝日新聞に連載された、三浦綾子の小説である。
幼い娘を殺された夫婦が、亡くなった娘の代わりに女の子を引き取って育てるが、実はこの子が実の娘を殺した殺人犯の子だとわかり、継母はこの子をいじめつくすようになるところから、この物語は始まる。
母親が引き取った子供をいじめまくる。
引き取った子の親が、母の実の娘を殺していたからです・・・
感想
この小説は、北海道旭川市にある三浦綾子記念館で買ったんです。北海道に旅行に行ったときに旭山動物園の後に行きました。
真夏の北海道って暑いんですよ^^。
この小説はとにかく、オチがすごかった・・・
引き取られた子供って陽子っていうんですが、とにかく陽子がかわいそう。
そして、陽子をいじめ倒す母親が哀れで・・・女のヤミの部分を見てしまった感じです。
いまから、約60年前の話なんですが妙にリアルでビックリしました。
こういう本って、これから先も語り継がれるんでしょうね・・・
時間があるときに読んでみてはどうでしょう?
【ネタバレ】印象に残ったシーンと感想
父・啓造、母・夏枝、兄、陽子と暮らしている。
なんと、陽子は養子だった。そして、陽子が養子に来た理由は、夏枝の娘のルリ子が殺されたから、その悲しみを埋めるためだった。
そして、ルリ子を殺したのは、陽子の実の父だった・・・
啓造は、夏枝が浮気をしていたと勘違いしており復讐をしようと思い、陽子を引き取ったのだ・・・
(ドロドロでしょ??えぐいでしょ??これがいまから60年前に書かれたんですよ)
↓
夏枝は陽子が殺人犯の子と知らず、蝶よ花よといってかわいがる。
しかし、夏枝は陽子が殺人犯の子と知り手のひらを返したようにいじめ倒す。
- 給食費を渡さない
- ドレスを作らない
- 答辞を隠す
- 娘の彼氏にちょっかいを出す
など、いつ刺し殺されてもおかしくないいじめをする。
(これはひどいですよ・・・、目を覆いたくなるレベルです)
↓
そして、夏枝は陽子に、お前の父親はわが娘ルリ子を殺したと告白する。
陽子は、傷つき自殺未遂する。
なんとここで衝撃の事実がわかる。
陽子は、殺人犯の子でない。
これを知った夏枝は泣き崩れた・・・
おしまい
三浦綾子記念館
三浦綾子記念文学館公式サイト | MIURA AYAKO LITERATURE MUSEUM (hyouten.com)
北海道旅行で旭山動物園の帰りに寄ってみてはどうでしょう?
きっと、勉強になりますよ!
最後に
いじめはダメっていう大人がいじめをするんですから困ったもんですね・・・
こういう本を読むと心が少し洗われる気がします。
寝る前に読書を始めてみてはどうでしょう?
ではまた!
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