おはようございます、ふじブロです。
今回ご紹介したい映画は、チョコレートドーナツです。ヒューマンドラマです。
「タイトルだけだとどんな映画か分からない・・・」
「食べ物の映画なのか?」
この映画の内容が想像できない人、集合!!
私も、全然わかりませんwww
そこで、私が実際この映画を見てみてレビューしていきます!
あらすじ
同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカでの実話をもとにした映画。
育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの愛情を描き、トライベッカやシアトル、サンダンスほか、全米各地の映画祭で観客賞を多数受賞したドラマ。
カリフォルニアで歌手になることを夢見ながら、ショウダンサーとして日銭を稼いでいるルディと、正義を信じ、世の中を変えようと弁護士になったポール、そして母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年マルコは、家族のように寄り添って暮らしていた。
しかし、ルディとポールはゲイであるということで好奇の目にさらされ、マルコを奪われてしまう。
チョコレートドーナツ : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)
ゲイのカップルがダウン症の子供を育てる話です。
少し、重い内容ですね・・・
実話を元にしているから、余計に重いです・・・
感想
75点!
チョコレートドーナツというタイトルから想像がつかないような、ゲイのカップルがダウン症の子供を育てるというかなりヘビーな内容。
そんな内容だから、結末は当然ハッピーエンドなんだろうと思ってみていたんですが、予想を裏切るまさかのバッドエンド!!
救いようがない話なんです・・・
っていうかこういうのが現実にあることを知るためにも見ておいた方がいいと思う。
ダウン症の子供を育てられなくて、育児放棄している家庭もあるんだなと、当たり前のことを知れる。
仮に、育児放棄されて施設に預けられたダウン症の子供は、幸せなの?とかなにが良いのか考えれば考えるほど分からなくなる・・・
とにかく切ない映画です・・・
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【ネタバレ】印象に残ったシーンと感想
ミュージシャンのルディーと、検察官のポールは出会い、ゲイの恋人同士となる。
(この映画の時代設定は1970年代で、ゲイのカップルは白い目で見られている時代でした。)
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ある日、ルディーは同じアパートの住民の部屋の音楽がうるさいと言って、その部屋に突進する。
なんと、その部屋にはダウン症のマルコが一人でいた。
マルコは、服に食べカスや、シミがついており、洗濯された服を着ていなかった。
マルコの母親は、麻薬で逮捕されていたのだ。
ルディーは、マルコを引き取ろうとしたがポールに言われ施設に預けることにした。
(普通に、障碍者の子供の育児放棄ってありそうですよね・・・)
↓
しかし、マルコは施設に馴染めず抜け出す。
たまたま、ルディーとポールに会いマルコはルディーらに引き取られた。
ルディーらは、マルコを実の子供と思い育てだした。
ルディーは、マルコの服の洗濯、掃除、食事、寝る前にお話を聞かせると母親のようになる。
1970年当時、ダウン症は進学や、就職も出来ないといわれている時代。
親は、一生ダウン症の子を育てなければならないという時代。
ルディーのようにマルコを実の子供と思い、育てれるのはすごい事なんです。
(悪い言い方ですが、私にはダウン症の子を引き取って育てれる自身は無いです・・・)
↓
そして、ポールはマルコの母親が捕まっているから、その間マルコの親権を自分たちにした。
しかし、その際ポールはルディーとゲイであるということを隠していた・・・
なんとそれがバレた。
マルコはルディーのもとを去り、再び施設に戻された・・・
(ここは、見てて悲しくなしましてね・・・。)
↓
ポールはマルコを取り戻そうと裁判をする。
証人は、マルコにはルディーらが必要と証言する。
裁判は、ポールらが勝てると思えた。
しかし、なんと負けてしまう。
理由は、ルディーとポールはゲイだから・・・
(ひどい話ですね・・・)
↓
ルディーとポールは控訴するが、やはり負ける。
なんと、マルコの麻薬依存の母親が親権を引き取ると言い出したからだ。
実の母が親権を引き取ると言った以上、ルディーとポールに勝ち目はない・・・
そして、マルコは麻薬依存の母親に引き取られた。
しかし、マルコの母親は再び麻薬をやり、男を連れ込みやりたい放題。
マルコは、ルディーとポールを探しに家出する。
ところが、マルコは家出から3日後、橋の下で死んでいた・・・
マルコは、ルディーとポールに会う前に力尽きてしまったのだ・・・
おしまい
最後に
障碍者を育てる責任の重さから、育児放棄に走る親の気持ち。
同性愛を公言したくても出来ないもどかしさ。
こういう人間の弱い部分が全て詰まった映画です。
一度、見てみてはどうでしょう?
ではまた!
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