おはようございます、ふじブロです。
今回ご紹介したい映画は、グッド・ライです。実話をもとにしたヒューマンドラマです。
「実話ベースの映画ってつまらなさそう・・・」
「現実味がないよね。遠い外国の話だし・・・」
ぶっちゃけ、外国の実話の話に興味ない人、集合！！
私もその一人です！
ですが、実話ベースの映画って見るだけで世界の問題が分かるので教養にいいですよね！
どうせ見るなら、教養を高められる映画がいいでね。
しかし、つまらない映画なら見るのがつらい・・・
そこで、実際に見てレビューしていきます！
あらすじ
1983年アフリカ大陸のスーダンで内戦が始まり、両親や家を奪われた10万人以上の子どもたち。
10数年後、「ロストボーイズ」と呼ばれた彼らを全米各地へ移住させるという実際におこなわれた計画を元にしたヒューマンストーリー。
スーダンから到着した難民マメールと2人の仲間を空港まで迎えに行くキャリー。
カンザスシティーの職業紹介所で働く彼女に与えられた任務は彼らの就職の斡旋だった。
電話を見るのも初めて、マクドナルドもピザも知らない彼らに最初はイラつくキャリーだったが、彼らの成長を見守る中、次第に友情が芽生え、彼女の生き方さえも変わっていく。
グッド・ライ いちばん優しい嘘 : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)
感想
７０点！！考えさせられる！！
前半はダラダラと内戦の悲惨さを伝える映画で少し退屈な感じがします。
ですが、ロストボーイズ（スーダンの難民）がアフリカからアメリカに移住したところあたりから、話は急に面白くなります！！
難民がアメリカに移住出来たら勝ち組だよね？って思ってた私の価値観が変わりました！
難民が安心できる地域で生活するには実はとても大変！生活習慣の違いや、労働環境や価値観、様々な違いから衝突が起きます。
見てて悲しくなる場面もあります。
そして、こういうのって日本で働く外国人技能実習生にも同様のことがいえると思います！
移民の問題って、今まさに日本が直面していることだと思います！！
同じ職場で外国人がいる人や、そうじゃない人もいると思いますが、移民の苦労がわかる映画！
人間らしさってなんなのかな？ってことを考えさせられます！！
皆にオススメできる映画です！！
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【ネタばれ】印象に残ったシーンと感想
スーダン内戦で、親を失い、兄弟を失い、それでも生き延びたマメールたち。
彼らは、スーダンから約４００キロ歩いてエチオピアに行ったり、そこで保護されないから約１０００キロ歩いてケニアに行く。
そして、マメールたちは、兄のテオが兵士のおとりとなったことで無事にケニアにたどり着き、アメリカに行くこととなった！
（悲しいですね・・・）
↓
これで、マメールたちも安心！！と思いきや、規則のため姉と離れた生活を送ることになる。
しかも、マメールたちは先進国の生活に馴染めない・・・
- マクドナルドは初めて
- 家の電気のつけ方を知らない
- 電話を警報と勘違い
- 農場に行った際、ライオンはどこにいると尋ねる
- ピザが美味すぎて「奇跡の食べ物」と崇める
当然、これではアメリカで働くことは困難。
そのうえ、マメールたちはホームシックになる・・・
（本当に大変だと思います、そして悲しくなります）
↓
これに心が動かされたアメリカ人キャリー。
必死にマメールたちと離れて過ごすこととなった姉を探し出し、引き取る。
しかも、マメールたちの生き別れになった兄のテオを発見する。
マメールは、テオを救いにいくため再びケニアのナイロビに行く。
（家族を思う気持ちってすごいですよね）
↓
ナイロビについたマメール。
必死にテオを探し出し、見つける。
しかし、問題が発生する。
なんとテオのビザが取れないため、テオをアメリカに連れて帰れない。
困ったマメール。考え出した結論は・・・
テオがマメールに成り済ます！
そして、成り済ましたためテオはアメリカに。
そう、マメールは自分の身を犠牲にしてテオを救ったのだ！
そして、マメールは、アメリカで習った医学の知識を生かしナイロビで医師として働いている。
おしまい
最後に
悲しくも美しい映画です。
そして、移民問題、すなわち外国人技能実習生問題についても考えさせられます。
外国人技能実習人制度って、ぶっちゃけ労働力のためだけに来ているじゃないですか？
これって現代の奴隷って言われてますよね。
こういうのってやっぱり考えていかないといけないことだと思います！！
何も知らないから、外国人をバカにするってこともあると思います。
ですから、まず知りましょう！
移民問題を！！
ではまた！！
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