おはようございます、ふじブロです。
13年ぶりに宇宙飛行士選抜試験が行われるみたいですね。
受験される方はいますか?
「いやいや、宇宙飛行士選抜試験ってどんな内容なの?」
「宇宙兄弟みたいな試験なの?」
宇宙飛行士選抜試験に少しでも興味がある人、集合!!
私も、結構興味があります!!
そこで、宇宙飛行士選抜試験ファイナリストの消えない記憶をレビューしていきます!
|
著者
内山崇さん。
この人、宇宙飛行士選抜試験の最終試験まで残り、あと一歩のところまで行った超人です。
しかし、つかみかけた夢を諦めることになります。
そして、そこからこの本を書くまで約10年。
夢を諦めるってすごくつらくて、大変なんです…
そういうことを教えてくれた人です。
感想
75点!!夢を追いかけ、夢に破れた男の話!!
宇宙開発の専門的な話も出てきて、途中少し退屈になる場面があります。
しかし、それを超える話の面白さ。
話のリアリティーは、受験者じゃなければ語ることができない、ウソや偽りがないため本当にのめりこんでしまう。
宇宙兄弟の試験とよく似ており、宇宙兄弟を見たことある人ならとっつきやすい内容。
謎に満ちた宇宙飛行士選抜試験がよくわかる!!
そして、ともに戦った仲間が合格し、自分は不合格となるという冷酷すぎる現実を目の前にした男の気持ち。
この気持ちって、好きな人を友達に取られた、受験に失敗した人、就活に失敗した人は必ず経験する気持ちです。
こういう気持ちって、経験したくないけど、経験してしまいますよね。
大人の階段ですよね…胸が痛くなります…
そして、この本を読むことで人間らしい気持ちを思い出し、謙虚になれると思います!
読んでみましょう!後悔しません!!
名言
夢を失ったときって、こういう気持ちになりますよね。
「あと少しで宇宙飛行士になれたかもしれない。」という呪縛からなかなか逃れられなかった。 夢の怖さを知った。 自分でもその深さにきづけていないほど心の傷は深かった。
諦めが悪いというか、諦めるのが怖いっていうか、何を生きがいにしたらいいかわからなくなる時がありますよね…
同じ不合格になった受験生から宇宙飛行士試験に落ちた時に来たメール
「内山さんこそ宇宙飛行士になってほしかった」
涙があふれた。
自分が不合格になったら人なんて慰める余裕なんてないですよ。
ところが、宇宙飛行士を目指している人ってこれができるんですね。
本当に立派です!
僕の所属長は、僕の不合格通知を受けた際「なぜ選ばれなかったのですか?」と聞いてくれた。
僕が聞けなかったことを聞いてくれた。
挑戦した僕を見てくれていた人たちが、僕のために行動してくれたことがとてもうれしかった。
油断すると、涙が出そうになった。
泣けてきますよね。
本気で頑張っている人には、必ず応援してくれる人がいる!
これが分かります!!
本気の失敗には価値がある。
不合格になったのはつらいけど、時が過ぎるとこう思える日が来るのです。
われわれもこれを信じていきましょう!!
最後に
夢に破れた人、必ず読んでください!!
受験に失敗、就活に失敗、人生何度も失敗します。
しかし、あなただけでない。ほかの人も失敗しています!!
少しづつでいい、前を見て進んでいこう。
そんな気持ちになれる本です!
宇宙飛行士選抜試験 ファイナリストの消えない記憶 (SB新書) [ 内山 崇 ]
ではまた!
コメント