韓国映画 トガニ 幼き瞳の告白→あらすじと感想 ネタバレあり

映画・読書

おはようございます、年間100本以上映画を見るふじブロです。

今回ご紹介したい映画は、韓国映画のトガニ幼き瞳の告白です。

実話ベースの障碍者への性的暴行の映画です。

ちょっと見るのが怖い…

日本のドラマでも聖者の行進ってあったな…怖いから見てないけど…

障碍者への性的暴行とか正直知りたくもないし、聞きたくもないって人、集合!

私もできることならこういうのは知りたくないです。

ですが、障碍者という社会的弱者の人たちの気持ちってなかなか分からないことが多いですよね。

そこで、映画を見て社会問題を発見することがとても大切!

社会問題を発見することで、問題解決することができますから^^

ところがつまらない映画だと見るのが苦痛ですよね。

そこで、実際に見てレビューしていきます!!

映画 トガニ に対する画像結果
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あらすじ

韓国のある聴覚障害者学校で実際に起こった性的虐待事件を映画化し、韓国社会に波紋を起こしたサスペンスドラマ。

郊外の学校に赴任した美術教師のイノは、寮の指導教員が女子生徒に体罰を加えている現場を目撃する。

やがて、その女子生徒が校長を含む複数の教員から性的虐待を受けていることを知ったイノは、その事実を告発し、子どもたちとともに法廷に立つ決意を固めるが……。

韓国では本作の公開で事件が広く知れわたり、当該の学校が閉鎖されるなど社会現象を巻き起こした。

トガニ 幼き瞳の告発 : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)

コン・ユ主演

映画 トガニ に対する画像結果

コン・ユといえば映画 新感染 ファイナル・エクスプレス➡あらすじとネタバレが代表的な映画ですね。

ただ、個人的にはアタリ映画には恵まれていません…

今回の映画はどうか?気になるところです!!

感想

80点!こんな胸糞があったなんて…

映画を見る前は、悪い人に苦しめられている障碍者が、最終的に悪い人を懲らしめてめでたくおしまい!って感じなのかなって思ってました。

ところがどっこい、当初のイメージとは全然違う胸糞悪い話だったんです!!

見てて、マジで辛い、理不尽、やるせないという言葉にできない感情がこみ上げてくる珍しい映画です!

韓国映画らしく、「最終的には被害者が勝利する」っていうことにならずまさかのオチが裁判に負けるという泣き寝入り

まさに逆どんでん返し

世の中に正義ってあるのって思わされてしまいます。

社会貢献とか社会正義とかあまり縁がない私が見ても、これはアカンだろって思うストーリー。

しかも、2005年韓国で起きた事件をもとに作られたというから、本当にこんな残酷な事件、理不尽な裁判があったの??って思わされてしまうぐらい見てて腹立たしかったですね。

障害があり、金もない家庭の子供が犠牲になっている…

できることなら知りたくなかった話です…

こういう社会問題を扱って視聴者の感情にモロに訴えかけてくる韓国映画。さすがの一言です。

忘れかけていた社会正義を思い出させてくれました。

かなりおススメです!

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【ネタバレ】印象に残ったシーンと感想

映画 トガニ に対する画像結果

主人公イノは、ソウルに娘を置いて単身田舎のろうあ学の教師になる。

なんとそこでは、教師が耳が聞こえない生徒に殴る、蹴る、洗濯機に閉じ込めるという体罰が日々行われていた。

しかも、最悪なことにその学校では、教師が生徒に性的暴行を行うという地獄まで行われていた。

主人公イノはその現場を目撃し、衝撃を受ける。

そう、その学校では、学校全体で体罰や性的暴行を隠していたのだった…

しかし、なんとか主人公イノたちが協力して、性犯罪者の校長や教師を逮捕させる。

(あり得ないの一言。)

映画 トガニ に対する画像結果

話はここで一気に複雑になってくる。

裁判で学校側が負ければ、主人公イノは職を失う。

そうなれば自分の娘を養うことができなくなる。これは避けたい。

でも、被害にあった子供を助けたいとも考えている…

どうするイノ?

自分たちの生活を取るか?それとも性犯罪の被害者を助けるか?

イノは狂いそうになる…

(かなり難しいですよね…こういうときどちらを取るかって決めにくいですよね…)

映画 トガニ に対する画像結果

そして、裁判は進みいよいよ被害者たちが勝ちそうになる。

なんと、ここで学校側が被害者の祖母をだまして示談が成立する。

急転直下、一気にイノ達被害者側は形勢不利になる…

(悪いやつはいつまでたっても悪いヤツですね…)

映画 トガニ に対する画像結果

ここにきてイノたちは校長が児童を襲っていた時のビデオを発見する。

そして、イノたちは検察官にそのビデオを渡す。

裁判は一気にイノたちが勝てるはずだったのだが…

検察が敵側の弁護士に買収されビデオは裁判で使われなのだ!

性的暴行を加えた学校職員は執行猶予を勝ち取ってしまった…

そう、被害児童は裁判に負けてしまったのだった…

おしまい

事件後

なおこの事件後、犯人の一人は懲役8年が確定。

電子足輪装着10年、個人情報公開10年が確定。

学校は廃校になった。

最後に

救いようがない話です。

これを映画化したのってやっぱりすごいですよ!

自分の国の恥の部分をあえて映画化するんですから、興味がでますよね!

この映画、腹立たしい。

だけど、見てよかった…

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ではまた!

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