【未来屋小説大賞１位】リラの花咲くけものみち→甘酸っぱい青春…

おはようございます、ふじブロです。

今回ご紹介したい小説は、未来屋小説大賞１位のリラの花咲くけものみちです。ヒューマン小説です。

他人に無関心な人、集合！

私もその一人です^^

ですがなんといってもこの本は未来屋小説大賞１位受賞作！

話題の作品なんです。

そこで、ブームに乗って読んでみることにしました^^

未来屋小説大賞って？？

芥川賞とかそんな伝統あるしょうじゃないんです。

イオンとかに入っている本屋さん。

あれが未来屋書店なんです。

そこの本好き店員さんがあれこれ精査して決定したのが未来屋小説大賞。

悪い言い方なんですけど、一般人の人が選んだ本なんです。

ですので、我々とも感覚が近いため、大賞に選ばれた本は基本的に面白い！！！

あらすじ

幼い頃に母を亡くし、父が再婚した継母とうまくいかず不登校になった岸本聡里。

愛犬だけが支えだった聡里は、祖母に引き取られペットと暮らすうちに獣医師を志す。

北農大学獣医学類に入学すると、面倒見のよい先輩、志をともにする同級生らに囲まれ、学業やアルバイトに奮闘する日々。

伴侶動物の専門医を目指していた聡里だが、馬や牛など経済動物の医師のあり方を目の当たりにし、「生きること」について考えさせられることに――

青春出てきます！

大学生の話です。

やっぱり、夢だの希望だの進路の悩み、友人関係の悩みといったものがどうしても出てきます。

そして、いろいろ失敗します。

落ち込み、また立ち上がる。

ああーー、読んでいて主人公が眩しくて眩しくて仕方ない…

今思うとこれが青春なのかな？って気がします。

私たちが経験してきたことが書かれています。

まさに、青春！

懐かしい気持ちになります！

他人の青春ですが興味出ます！

主人公が愛犬を無くした悲しみから獣医になるという話なんです。

義母にいじめられ、引きこもりになった主人公。

主人公の父親は娘に無関心、勉強も苦手、進学費用も無い。

どうやって、獣医学部に入るのか？

すごく興味でませんか？

獣医学部の授業とかって興味ありませんか？

普段なじみがない日常が知れて大変勉強になります！

感想

85点！面白い！

最初は、大学生の青春の話なんて全く興味が無いからつまらないだろーなって思ってました。

本を購入した理由なんて未来屋小説大賞受賞ってだけなんですね。

ですが、読むとなぜかグイグイ引き込まれていきました！

この本が面白いのは獣医学部っていう馴染みがないものを取り上げているんです！

ですのでかなり面白かった。

獣医になるのってかなり大変なんですね。

食用とされる牛、死産の処理、といった残酷な場面も書かれています。

この本を読むと獣医の大変さ、キツさが、よーーーーーく分かります。

そして、主人公とおばあちゃんの関係がすごくほっこりしていて本当に暖かい気持ちになれる。

それと同時に大切な人が無くなるときに近くにいてやれない悔しさもよーーく分かる。

この本1冊に多くの出会い、別れ、夢、挫折、と言った青春の甘酸っぱいことがたっぷり書かれています。

最後に

獣医学部に焦点をあてた珍しい小説です。

【スゴ本】宇宙飛行士選抜試験ファイナリストの消えない記憶→あ、涙が、、、みたいな感じの本で、馴染みがないからドップリとハマりました！

我々が忘れた青春を思い出しませんか？？

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ではまた！